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税は財源ではない ――それでも「財源論」が消えない理由

税は財源ではない ――それでも「財源論」が消えない理由「財源がないからできません」政治家も、財務省も、テレビのコメンテーターも、ほとんど反射的にこの言葉を使う。しかしこの言葉は、前提からして間違っている。税は財源ではない。これは感情論でも陰...
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【消費税は社会保障財源ではない】国債で支えられているという事実から逃げるな

私は何度でも言う。消費税は消費税であって、社会保障費ではない。税目と歳出項目は別物だ。消費税は歳入であり、社会保障費は歳出である。この基本構造を無視して、「消費税は社会保障の財源だ」と繰り返すのは、制度の説明ではなく政治的フレーズに過ぎない...
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「責任ある積極財政」という日本語崩壊――特例国債に頼らない?それ、積極でも財政でもありません

高市早苗政権が施政方針演説で掲げたフレーズ――「責任ある積極財政」。さらにこう続きます。「特例国債に頼らない形で、成長分野への投資を行う」……。正直に言いましょう。日本語として破綻しています。今日はこの言葉の構造を、一つずつ分解します。① ...
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スマホが使えない2時間

今日は四谷で火災があり、電車が止まった。結果、約2時間立ち往生。正直、疲れた。朝から仕事に出て、移動して、予定をこなして、さらに夕方は外国人向けの日本語教室。明日は初台で仕事。体力的にもまあまあきつい一日だった。でも、その「止まった2時間」...
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「介護報酬は上げた」――その陰で、訪問介護だけが削られた(2024年度改定の政治責任)

1.結論:2024年度改定は「全体プラス」だが、訪問介護の基本報酬はマイナスだった2024年度(令和6年度)の介護報酬改定は、政府資料上「全体で+1.59%」とされる。内訳は処遇改善に0.98%、それ以外に0.61%を充当する、という設計で...
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福祉国家の制度構造比較――介護労働力配置・無償ケア・2040年需給推計から見る日本の課題

Ⅰ.問題意識福祉国家に関する議論では、「北欧では市民が広く介護や福祉に関与している」という抽象的な表現が用いられることが多い。しかし政策分析においては、労働力配置、無償ケア比率、人口構造、財政負担の四点を統合的に検証する必要がある。本稿はO...
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「バス運転手1000万円はズルい」って本気で言ってる?――緊縮ロジック実況解体ショー

はい出ました。「バスの運転手が1000万円?おかしいと思いませんか?」出ました出ました。嫉妬エンジン全開ワード。この瞬間、あなたの脳内では何が起きるか。「え、高すぎない?」「税金でしょ?」「運転してるだけで?」はい、ここまでがテンプレです。...
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「合理性」という名の後退――エッセンシャルワーカーと不利益変更の欺瞞

労働法の原則は明確である。使用者は、労働者の同意なく一方的に労働条件を不利益に変更できない。これは契約法の大原則であり、労働法はむしろその原則を強化するために存在している。労働者は使用者よりも交渉力が弱い。だからこそ「合意」が重視される。こ...
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「積極財政で強く豊かで美しい国」って、いつ“財政”やったんですか?――数字で見る「言ってるだけ財政」と円安の真犯人

またこの話を書く。なぜなら、何回でも言ったほうがいいからだ。高市さんの目玉政策、たしか「積極財政によって強く豊かで美しい国」でしたよね。……そのフレーズ、第一次安倍政権あたりで似た香りを嗅いだ記憶があるのは、私だけじゃないはずだ。もちろん安...
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「バイトリーダー理論」が照らす、日本の“賃金不足社会”――弱者叩きが「強者の政治」へ滑っていく仕組み

「バイトリーダー理論」という、ふざけた名前のわりに笑えない概念がある。私がこれを“興味深い”というより“背筋が寒い”と感じるのは、ここに日本社会の病理――低賃金・自己責任・弱者叩きが、どうやって政治や制度の方向性まで歪めていくのか、短い寓話...