選挙が終わって、静かな部屋に戻ってきた

選挙が終わって、静かな部屋に戻ってきた


久しぶりにパソコンの前に座っている。

ここしばらく、まともにキーボードを触っていなかった。
理由は単純で、選挙だ。

応援に回り、街宣を見て、開票速報を追い続ける。
家にはいた。
けれど、心はずっと外にあった。

気づけばブログの更新も止まっていた。


忙しかった、というより“持っていかれていた”

物理的に時間がなかったわけではない。
書こうと思えば書けたはずだ。

でも、書かなかった。

というより――
書くモードに入れなかった

選挙というのは、思っている以上に精神を持っていく。
数字の上下、空気の変化、
街の温度、支持者の表情、候補者の声。

それらをずっと浴び続けると、
頭の中が「観測モード」になってしまう。

言葉を外に出すより、
状況を受け止め続ける時間になる。

今回は、まさにそれだった。


それでも、無駄な時間ではなかった

ブログを書いていない期間を、
「止まっていた時間」と考えることもできる。

でも、たぶん違う。

むしろ逆で、
ネタを仕込んでいた時間だった気がする。

現場にいたからこそ見えたこと。
数字だけでは分からない空気。
支持と無関心の境目。
熱量のある人と、静かな人の差。

こういうものは、
机の前では絶対に手に入らない。

だからこの空白は、
停止ではなく蓄積だったんだと思う。


静かな部屋に戻ってきた

そして今、
選挙が終わった。

外のざわめきが消えて、
部屋の静けさが戻ってきた。

この静けさ、
少し久しぶりだ。

画面の光も、
キーボードの感触も、
どこか距離があった。

でも、今こうして文章を書き始めると、
不思議とすぐ戻ってくる。

ああ、
自分はやっぱり書く人間なんだなと、
少しだけ思う。


再開は、大げさじゃなくていい

ブログを再開する、というと
何か決意が必要な気がする。

完璧な記事を書かなきゃいけないとか、
長文じゃなきゃいけないとか、
役に立たなきゃいけないとか。

でも、たぶん違う。

本当はもっと単純でいい。

こうして――
「久しぶりに座りました」
それだけでも、もう再開だ。

止まっていた時間を
後悔する必要はない。

また一行書けば、
そこから全部つながる。


ここからまた、書いていく

選挙のこと。
政治のこと。
経済のこと。
日常のこと。

書きたいことは、
むしろ前より増えている。

だから、また書く。

以前と同じペースじゃなくてもいい。
軽い日もあっていい。
短い日もあっていい。

でも、
止まったままにはしない

それだけ決めて、
今日はここまでにする。


久しぶりの更新としては、
ちょうどいい一歩だと思う。

また、次の記事で。

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