新自由主義、緊縮財政

新自由主義、緊縮財政

「合理性」という名の後退――エッセンシャルワーカーと不利益変更の欺瞞

労働法の原則は明確である。使用者は、労働者の同意なく一方的に労働条件を不利益に変更できない。これは契約法の大原則であり、労働法はむしろその原則を強化するために存在している。労働者は使用者よりも交渉力が弱い。だからこそ「合意」が重視される。こ...
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「積極財政で強く豊かで美しい国」って、いつ“財政”やったんですか?――数字で見る「言ってるだけ財政」と円安の真犯人

またこの話を書く。なぜなら、何回でも言ったほうがいいからだ。高市さんの目玉政策、たしか「積極財政によって強く豊かで美しい国」でしたよね。……そのフレーズ、第一次安倍政権あたりで似た香りを嗅いだ記憶があるのは、私だけじゃないはずだ。もちろん安...
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「バイトリーダー理論」が照らす、日本の“賃金不足社会”――弱者叩きが「強者の政治」へ滑っていく仕組み

「バイトリーダー理論」という、ふざけた名前のわりに笑えない概念がある。私がこれを“興味深い”というより“背筋が寒い”と感じるのは、ここに日本社会の病理――低賃金・自己責任・弱者叩きが、どうやって政治や制度の方向性まで歪めていくのか、短い寓話...
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「成長戦略」という言葉に酔うな――それは“インフレ不況”の処方箋だ

私はもともと、規制緩和や構造改革、いわゆる「成長戦略」路線に懐疑的な立場だ。とくに、第二次安倍政権期に強調された“成長戦略”という言葉の使い方には、ずっと違和感があった。なぜか。簡単だ。あれは本来、インフレが行き過ぎて不況になったときにやる...
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新自由主義と自己責任論が作った「椅子取りゲーム社会」――椅子を増やさず競争させる国の30年

いきなり結論から言います。いまの日本社会を一言で表すなら、**「椅子取りゲーム社会」**です。しかもこの椅子取りゲーム、運営が性格悪すぎる。椅子は増えない(むしろ体感減ってる)音楽(=競争を煽る掛け声)だけは無駄にうるさい途中参加の人ほど不...
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「給付付き税額控除」という名の増税装置

――なぜそれは消費税減税の代わりにならないのか私からすれば、やはり案の定だった。結局のところ、消費税は下げない――。政治の動きを見ていると、どうしてもその方向に収束していくように思えてならない。そして、その代替策として持ち出される“いかにも...
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なぜ高市早苗氏は消費税ブログを削除したのか――本気だったのか、それともポーズだったのか

なぜ高市早苗氏は消費税ブログを削除したのか――本気だったのか、それともポーズだったのか最近、静かに話題になっている出来事があります。高市早苗氏が、過去に掲載していた消費税に関するブログ記事を削除した件です。すでに報道も出ています。私はこれを...