経済

経済

アメリカは最初から“中央銀行の国”ではなかった

FRB(連邦準備制度)ができる前、アメリカの通貨はかなりカオスだった「アメリカは世界最強の金融国家だ」この言い方に異論はないでしょう。しかし、そこから「だからアメリカは最初から中央銀行を持っていた」と考えると、一気に歴史を読み違えます。むし...
経済

名目GDPとは何か?

日本が30年停滞した本当の理由は、「仕事の総量」を増やさなかったからだちょっと今日は街宣風の口調にしましたので、皆さんも支持する政治家の脳内ボイスでお楽しみくださいみなさん。景気が悪い。給料が上がらない。将来が不安。老後も不安。子どもを育て...
経済

「日本は“水の奪い合い”をやめろ。蛇口を開ければいいだけの話だ」

■ はじめに:なんでそんなに奪い合ってるの?最近、ニュースでもSNSでも感じることがある。「財源がない!」「負担が重い!」「誰が払うんだ!」……いやいやいやいや。ちょっと待て。なんで“水が足りない前提”でケンカしてるの?まるでさ、バケツ一杯...
エネルギー

石油高騰の今こそ日本はメタンハイドレートを本気で進めるべきか?資源量・技術課題・政策の現実

中東情勢の緊迫化で原油価格が上昇する今、日本のエネルギー安全保障はどこまで脆弱なのか。メタンハイドレートの資源量、商業化の壁、JOGMECや資源エネルギー庁の公式データをもとに徹底解説。
篠原一騎

生活保護制度は「政治の中心」なのに、なぜ届かないのか――捕捉率と“名前の空気”の話(篠原一騎さんのおしゃべり会より)

政治の話って、気づくと外交とか税金とか、「国家規模の腕立て伏せ」みたいなテーマに寄りがちだ。もちろん大事。大事なんだけど、僕らの生活に一番近い“リアル”は、案外そっちじゃない。むしろ福祉政策のほうが、「明日どうなるか」に直結してる。その中で...
日記

【対談】しばやんさんと雑談して見えてきた「日本政治の構造」と消費税の問題

先日、YouTubeで柴やんさんと対談をさせてもらいました。今回は、いわゆる専門的な経済議論というよりも、かなりざっくばらんな雑談に近い対談でした。ただ、その中でも、日本政治の構造について考えさせられる話題がいくつか出ました。具体的には、自...
経済

日本経済の本当の問題】内需を拡大しない国は成長できない|GDPデータでわかる需要と財政政策

日本経済の停滞を語るとき、よく次のような話が出ます。「輸出を増やせ」「企業の国際競争力を高めろ」「日本は貿易で稼ぐ国だ」しかし、GDPの構造を見れば、この議論がかなり誤解に基づいていることが分かります。結論から言えば、日本経済の中心は輸出で...
経済

「介護報酬は上げた」――その陰で、訪問介護だけが削られた(2024年度改定の政治責任)

1.結論:2024年度改定は「全体プラス」だが、訪問介護の基本報酬はマイナスだった2024年度(令和6年度)の介護報酬改定は、政府資料上「全体で+1.59%」とされる。内訳は処遇改善に0.98%、それ以外に0.61%を充当する、という設計で...
経済

福祉国家の制度構造比較――介護労働力配置・無償ケア・2040年需給推計から見る日本の課題

Ⅰ.問題意識福祉国家に関する議論では、「北欧では市民が広く介護や福祉に関与している」という抽象的な表現が用いられることが多い。しかし政策分析においては、労働力配置、無償ケア比率、人口構造、財政負担の四点を統合的に検証する必要がある。本稿はO...
新自由主義、緊縮財政

「バイトリーダー理論」が照らす、日本の“賃金不足社会”――弱者叩きが「強者の政治」へ滑っていく仕組み

「バイトリーダー理論」という、ふざけた名前のわりに笑えない概念がある。私がこれを“興味深い”というより“背筋が寒い”と感じるのは、ここに日本社会の病理――低賃金・自己責任・弱者叩きが、どうやって政治や制度の方向性まで歪めていくのか、短い寓話...